原作で関った映画が、5年目にしてようやく完成。
監督の柴田剛と二人でビデオを観る。あまりの出来の良さに、ぼう然としてしまった。
障害者が連続殺人に走るという飛び道具を、素晴らしくなんでもないただの映画として、きちんとやり切ってしまった。
完成して振り返ると、全てが幸福な結果につながったこの映画は、果たして、どのくらいの人間の目に触れるんだろう。
問題は沢山ある。配給のシステムは、邪魔にしかならず、映画館は映画の質でなく、お金になるかどうかも考えなくてはならない。
この作品で、柴田がこの先も映画を撮れて、ちゃんと食えて、作品撮る金が集まる様になればいいのだけれど……。
ところで、エンドロールの俺の名前、漢字間違えてる。
「おそいひと」への4件のフィードバック
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完成御目出度う御座居ます!!僕も観たいな〜。
おーう。サンキュー。観てホシー。なんとかする。
見た。俺から見ると、良くも悪くも出来スギ。周到に、売るベシ。
そうよなあ。その出来スギが仇にならんよう祈るね。ところで、嫁さんと仲直りしたんか?