http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040604i205.htm
週刊新潮は、北朝鮮から日本に来た、拉致被害者の16歳の二男が喫煙している様は、異文化への適応の難しさを伝える趣旨の記事で、それが、「結果として不快な思いを抱かせたとすれば、大変心苦しい」と、一旦、言い訳しておきながら、一転して、
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040604i205.htm
「週刊新潮」に「事実無根」と抗議している問題で、同誌編集部は6日、「複数の警察庁関係者の証言を得ており、真実と確信している」との再回答書を夫妻に送った。
えー、とりあえず、記者で未成年の時、喫煙していたような汚れた人格の持ち主は、国民のジャーナリズムに対する信用を著しく傷つけるから、即座に懲戒解雇するとして、複数の警察関係者の証言ということはつまり、複数人の警察官が、自分が確認できる場所で二男が喫煙していたという報告を、公式の記録として残したのか、それとも、とある警官が、「おいおい、吸ってるよ」と思って見た光景を雑談で誰かに話したら、それを聞いた複数の警官が、見てきた様にものを言ったのか、ちゃんと確認した上で確信しているんだろうか。
- 異文化への適応
「次男、タバコ吸ってるってさ」
「マジ?」
「あー、でも、北朝鮮って何歳からタバコありなんだ?」
「わかんねえ」
「調べる?」
「まにあわねえよ、とりあえず書け」 - 事実と確信
「だって、おまわりさん達から聞いたんだから、本当って判断するのが善良な市民ってもんじゃないか!」
心苦しくなった事も忘れて、他人の言葉を信じての前言撤回。非常に小気味良いのだけれど、つまりは、信用できない人や組織の言うことは、えてして一貫しないということか?
まあ、そんな事はともかく、所番地も知れている未成年者の、嘘か本当か怪しい些細な不良行為を全国に晒したんだから、それなりの覚悟があった事ぐらいは示して欲しいもんだ。やっぱり、週刊新潮関係者で未成年時に喫煙の経験のある人間は、ジャーナリズムに対する国民の信頼を(くどいな)