ヴァン・ヘルシング

投稿者: | 2004年9月12日

寝不足なのに眠れない脳を休めるために、チャリで近所の映画館へ。ケイト・ベッキンセールに、今後税金を納めるべきかを見極める必要があったのと、一応、吸血鬼からフランケンシュタインまで総ざらえの怪奇ネタ莫迦映画ということで、するりとヴァン・ヘルシング
圧倒的なIQの低さを、小器用に隠そうとする卑しい根性が、ガッツのかけらも感じられない、味の無い映画を生んでしまった良い例。
しかも、CGの技術の進歩のおかげで、映画館ぐらいの巨大な画面で見る他には、全く価値の無い、ただの映画状の映像というものが仕上がる。複雑な時代になったもんだ。
映画館に行くのが嫌いで、DVDで見ようと思っている御仁は、どこかのレンタル屋で、500円で売っているのを見かけるまで待つ事を、強く勧める。いや、懐を痛めるまでもないし、わざわざ限られた命の時間を、こんなくだらない映画との悪縁を発生させる様な、極めて愚かな行為に使ってはならない。テレビ放映の時に、特に予定もなく、裏番組が全く気にならないなら、ビールでも飲みながら見れば良い。きっと楽しめる。
へとへとになることもできず、失笑が心の中で加速して、心地悪い疲れ。ひとやすみ失敗。


ちょっと落ち着きました。そんな意味では、この監督、ハムナプトラの時と、同じレベルの仕事をしているということですな。安定していて何より。
よほどの事が無いかぎりは、もう見に行かない監督に認定。

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