国語教諭が相田みつを知らなくて、何が悪い!
というか、知っていても知らないふりをして、生徒の言語感覚を磨いてやってこその国語教師。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20041225k0000m040190000c.html
見出しはまるで、国語教師が相田みつを知らないなんて!懲戒免職だろ!と、暗示している(ナイナイ)様ですが、折口信夫をノブオだと思っているのと、どっちが罪深いかというと、みつを知らないなんて、コマーシャルも耳に入らない、程度の低い教員!これだから、今時の先生は……。と、毎日新聞様は即決するんですよ。恐らく。
ヤクザ的な発想を矯正するために、喉から血が出るまで谷川俊太郎音読とか、そんな過激な事をさせた訳でもなく、単に心ない対応で、徹底的に低能な反応と対応を繰り返しただけじゃねえか。教員なんて、そんなもんです。
む。谷川俊太郎音読は、別のヤクザを養成するか。流石教師!そんな愚かな選択をしなかっただけでも天晴。
で、この生徒は、皆によってたかって、ひどい目にあわせられているわけだけれども、そんな時にもホラ、トイレの日めくりやら何やらで、教え諭してくれる、ありがたい味方が居たんじゃないのかと、それは何の支えにならなかったのかと、そっちの方が心配です。信心が足りなかったか?
何も考えなくても大丈夫な様に、落としどころを浅い所に用意してもらって喜んでいる様では、なんにもらない。というか、ただ、落としどころを提示してみせただけの、思考停止用の文言を詩として認識している連中全員で連座だ。連座です。
訴訟で解決したならそれはそれだけれども、それで本当に、この元生徒の溜飲が下がったなら……。ま、他人様の溜飲は、俺の溜飲じゃないからいいか。
元生徒も、まだ未成年なんだろうし、世の中には、もっと凄いものがある事を、学ぶきっかけになったらいいのにと思ってみたりして。
とりあえず、茨木のり子の詩集全て集めて、腑に落ちるまで音読でも……。
いや、いかん。心にも無い事を……。申し訳ない。