取調中の容疑者に、容疑者の知人の女性から頼まれてチョコレートを与え、その女性から借金をした警部補が、1カ月の停職だそうですよ。
http://www2.knb.ne.jp/news/20061020_8950.htm
取調べ中の容疑者に対し、容疑者の知人の女性から頼まれてチョコレートを与え、その女性から借金をしたとして20日富山県警察本部は43歳の警部補を1か月の停職とする懲戒処分を発表しました。
懲戒処分を受けたのは富山南警察署の43歳の警部補です。
県警によりますとこの警部補は、今年2月、取調べ中の容疑者の男にチョコレートを与えるなどの便宜を図りました。
チョコレートは容疑者の知人の女性から預かっていたもので警部補は、その後にこの女性から現金10万円を借りています。
その後、警部補は借金を全て返しましたが、この女性が警察に「お金をなかなか返してくれなかった」「体を触られたりした」などと相談し、問題が発覚しました。
県警は、規則違反で警部補を停職1か月の懲戒処分とすることを決め20日発表しました。
しかし、わいせつ行為については事実を認定できなかったとしています。
この問題の監督責任として当時の富山南警察署長らが本部長注意などの処分を受けています。
で、なんすか。便宜をはかってやって、金も借りて体がどうのって容疑者とは知人女性もひっくるめてズブズブの関係だった警部補が警察組織に居て、停職1ヶ月で職場に復帰するってことですよねぇ。
本当にチョコレートだけなのか、金の行き来は10万円だけなのか、わいせつ行為は無かったかもしれないけれど、合意の上でみだらな取引はあったのかとか、そういった下劣な好奇心を掻き立てられる事件ですな。その後のニュースで、このチョコレートがバレンタインの手作りチョコと知るに至っては、チョコから金を借りるに至る経緯のただならなさ、まさにただならぬ雰囲気ですよ。お金はあれですな、貸せという言葉で寄越せのニュアンスだったのではないかという想像がバンバン膨らみますです。
いや、実はこれが容疑者とその知人女性の壮大な罠で、警部補はその被害者。これを見てオイオイと思った俺は、見事に釣られてしまった!というオチだってあり得るわけで……。ナイナイ。
心の汚れた大人として正直に告白するなら、「ああ、警察がヤクザ捕まえてその情婦もろともズブズブね。チョコだけじゃねぇだろ!」としか見えないわけですよ。富山県警!
ズブズブとか、毒饅頭とか、なんだか遠い世界の大人は凄いなぁと思う昨今です。ソルティーかよ!