富山市中心街を、客を求めてさまよう。
アーケードがあるのは、総曲輪通りと中央通りというのだが、今年に入って西部デパートが撤退を決定し、大和百貨店が移転する先を潰して工事中。で、人の出がまた減少中と。
帰郷して、この界隈が中途半端に若者向けになっている様を見て、このまま完全にスラム化すれば、浮かぶ瀬もあるんだろうかと思っていたけれど、そんな事はできる筈もなく、全てを郊外型の発展のせいにできるだけに、まぁ、適当な試みやら、こういうのでお金稼ぐ連中が一通り入って一巡し、本当に滅びた後で何かして遊べれば御の字と思うのであった。
人が集まっているという触れ込みの郊外の大型店行ったって、ナルホド、人口が少ないっていうのは、素晴らしい事だなぁと、そんな風に実感するだけのことなんだから、どうしようもないのである。
ところで、この中心街の片方、中央通りの端の方の駐車場やら店舗が入っていた土地が、マンション建てる会社に売れて、その辺にあるお店やらなにやらが、今年3月で立ち退けと言われているらしい。はてさて、テナントも入る構造のものが建つんだろうか。いや、今素直に見て取れる土地の位置やらなにやら考えたら、普通のマンションと考えた方が素直か。どうなることやら。
そんなこんなで、中心街の活性化、どうなるのかと思ったらそろそろ予算も立たない状況とか。そんな行政。三セクめいたものが立っているので、どうにかするのかもしれないけど、「一定の目的は達成した」という合い言葉がいつ出るのかってところか?
重ね重ね、滅んだ後でゆっくり遊びたいと思っている人間としては、期待が募るばかり。