つまり、彼女に関わっていた大人にも子供にも、まともに彼女と対話する人間が一人も居なかったってことか。都会では、人の中でも狼少女が育つってことか?
む。育つね。昔から、禽獣は普通に育ちます。忘れてた。いかんいかん。
何が違和感かというと、この場合、普通にまわりの環境が原因でぐれたとか、おかしくなったというんじゃなくて、まわりの人間が、結果的に、自分は、異人を受け入れず、抹殺した。そんな集団の一員だったと、今、認識していないんじゃないかなあということ。というか、認識しなくても良いシステムになっている事?ううん。うまく表現できないなあ。
日本語が怪しいという扱いは、方言が違うってだけでもできるからなあ。言葉を無くして獣になる事は、環境によっては案外簡単。