なんだかんだで、ちんたら金庸読んでいるうちに、残るは飛狐外伝と鹿鼎記と短編ぐらいになってしまいましたが、ケーブルテレビでやっている雪山飛狐のドラマ、そもそもあんまり整合してない風の本編と外伝をベースに作られているというので、気になって小説を読んでみた次第。
ネット上で雪山飛狐に言及している皆さんには、皆一様に結末の評判がよろしくないのだけれど、無惨が繰り返される中で、これに何か結末があってもかえって気色悪いのではないかということで、個人的には普通に楽しめた。読後の感慨は、これまでの金庸の作品の中でも一番な気がしますよ。実際。
娯楽小説なんで、やっぱり白黒はっきりさせて、すっきりしたいという意見は、わからんでもないけれど、まぁ、娯楽として楽しめるものの範囲は、広い方が、楽しめるチャンスが多いってことで、良いのではないでしょうか。
「雪山飛狐」への9件のフィードバック
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書剣恩仇録しか読んだことないが、なんかジャンプの漫画みたいで面白いんじゃねえの?
普通に面白いね。西のトールキン、東の金庸とか、どういう比べ方やねんとか思うけども、なんだかんだで、途中で読むのやめたハナシは無いなぁ。
『レッドクリフ』を観てからこっち、中国小説は全て武侠!と思ってるんですが、その思い込みは正しいのでしょうか? いやそもそもちゃんと三国志読んでないし、俺。
愚か者め!中国小説どころか、中国のお嬢さんは、みんな武侠でツンデレだと、白昼夢見るくらい強く思い込んでおいて、八割方セーフ。
しかし、ペロ様ともあろうお方が、三国志読んでないだなんて……。俺様は兀突骨なり〜とか、三国志ごっこは当然やっているものと思っていたのに……。がっかりだ。
『ここは安全圏だから、みんたのためって建前さえきちんと立てば、なにやってもオッケー』ってのは、実はダメ。っていう感じの美しいメンタリティは、多分育たないでしょうな。
自首してきた奴は、きっと笑い男に洗脳されたんですよ。
真犯人はきっと厚生省。そして自民党の幹事長。ウププ。
大変です! 被疑者が父親にあてた手紙の中に「新薬の治験に参加した」って下りがあって、…誰ですか? やめろっ、やめるんだ! 手を離せ! ああっ…
You fool! PERO is dead! Hahaha.
山田く〜ん。全部持っていって〜。