地元警察のいい仕事

投稿者: | 2007年1月26日

冤罪ですわ。冤罪。
服役して、出て来てから無罪とわかるという、凄まじさ。氷見の人ですよ。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070126it06.htm

富山県警が2002年、同県氷見市の男性(39)を婦女暴行容疑などで誤認逮捕した冤罪(えんざい)事件で、男性が読売新聞の取材に、無実の罪を自白するに至った経緯を初めて語った。

男性によると、取り調べは、任意同行を求められた02年4月8日から始まり、「『身内の者が間違いないと言っている』と何度も告げられ、やっていないと言っても信用されるわけがないと思った。言われるままに認めざるを得ない状況だった」と話した。その上で、「身内までも僕のことを信用していないんだと思った。気が抜けたようになってしまった」と語った。男性は3回目の聴取で自白に追い込まれた。

さらに、「『うん』か『はい』以外に言うな。『いいえ』という言葉を使うなと言われた」とし、「今からいう言葉を一切覆しません」とする念書も書かされ、署名、指印させられたとも語った。被害者宅に押し入った手口も「酒屋を装って電話をかけたんじゃないかと言われ、同意させられた」とした。

まぁ、掴まったら最後と諦める他ないんでしょうな。

男性は、02年3月の婦女暴行未遂事件について「犯行時間には電話をしていた」とアリバイを訴えた。しかし、取調官は「相手は電話を受けていないと言っている」と取り合わなかったという。

しかし、県警が今月19日、男性の無実を証明する事実として発表したのは、犯行時間帯の男性宅の固定電話の発信履歴だった。

警察、いい仕事してます。
が、本人はそんなこんなでもうダメダメになっていたから淡々と公判をこなしていたとして、彼の弁護士は何をしていたんだと、そんなことが気になるハナシでもあったりして。

地元警察のいい仕事」への4件のフィードバック

  1. sebangou

    >彼の弁護士は何をしていたんだと…
    毎日新聞の記事によりますと『国選弁護人を務めた山口敏彦弁護士は「公判では一貫して犯行を認めていたので、無実の判明に驚いている」と話した。』ってことらしいです。まあ本人に闘う気がなければ弁護士なんて何もできないんでしょうね。

  2. nakazo

    国選しか付けられない程度なら、全ての心の拠り所を潰して、言葉も制限する手順をきちんと踏めば、やってない奴でも犯人にできるって手法の効果が証明できた形になりましたな。裁判までいけば是が非でも有罪ってのは、聞いたハナシですが、公判はともかく、接見中も「うん」「はい」だけだったんですかねぇ。いやはや。

  3. koopop

    国選弁護人が接見になんてくるわけないじゃないですか!(リアル)

  4. nakazo

    あ〜。【掴まる】→【他に犯人居ない】→【どうでも裁判で有罪】てなんかまぁ、この先もずっとそうなんだろうなぁ。

コメントを残す