事故の件決着のこと

投稿者: | 2009年8月28日

2月末からの長かった事故の件、本日、補償額の決着がつく。
6月末に営業上の損害が全部確定し、その時点で既に保険屋からほぼ放置されていたので、加害者とコンタクトを取って、色々進むかに見えたのだが、なんだかんだで、ちんたらと進まなかった。
加害者が小脳に炎症を持っていることを保険屋が把握していなかっただの、保険屋の言う様な注意義務が、俺には無かったという判例を俺が発見するなどして、7月の末に、「もう一度、過失割合の件、何か探してみて、週明けに連絡頂戴な。俺も調べるから(保険屋には言っていなかったが、この時点で実は調べ済)それで、とにかく訴訟か手続き進めるか決める」と宣言、保険屋はこれに了解したくせに、待てど暮らせど電話が来ず、ついに盆を過ぎたため、加害者に電話。
次の日、
「調べましたけど、あのケース以外は無いです」
「週明けに電話してくれって言ったじゃん。ハイって返事したでしょ?」
「500件近いデータを調べ直してましたから」
「進捗の報告も忘れてか」
ってことで、このウンコの様な仕事が、高岡損害サービス課全体のクオリティに適っている、本当にまともな仕事だということを担保してくれる人間と一緒に、半月かかって最終確認した、これ以外に無い最終最後のファイナルアンサー、俺の過失4の判例を持って、家に来る様に言う。
電話口で、「俺は、普通の動作で右折の動作をしてたけど、最後の最後に後ろを見なかったことだけが、過失4の根拠だな」と念を押したら、そうだという返答。
で、後日、上司を連れて家に来たので、改めて俺の過失の事を問いただし、裁判所のサイトで、正常な方法で右折の動作に入った運転者が、右後方から異常な突っ込み方してくる奴に対して、最後の最後まで注意義務とかないのよという判例を出して、おめぇが一生懸命出して来た俺の過失のロジックは、普通に崩れてるじゃん。と、迫る。
案の定、ぐずぐずと言い訳を重ねて来たり、前言を濁したりが始まるので、一緒に来た上司に、「この半年、放置かこの調子ですわ。さっき確認したばかりの前提条件すら怪しい会話をして、質問しても答えないし、調べもしない。ロジックとかモラルとかってレベルにもいかない。まともな社会人のやることじゃないでしょ」
と、切り出すと、上司は色々と察した様子。
事態をどうにか挽回したそうな担当の保健のプロは、どうせ何か言えば、筋の通らない言い訳をするだろうということにおいては信頼の置ける奴。打てば響くの状態で、とにかく墓穴を掘りまくる。
「ああ、また外すのか……。(上司に)わかります?」
「はい。わかります」
「どうしましょうか」
こんな流れで担当が置いてけぼりになり、ひとしきり上司と喋ってから、もう一度、担当に話題をふり直すということも幾度か繰り返す。
お前は今、俺に対して何か頑張るんじゃなくて、上司の前でもう少し自分の立場を怪しくしない方法を考えるべきだ。と、そんな事を言って聞かせても、恐らく理解はできないだろうなぁという顔色。
このクオリティで、よくこの歳まで保険業界で生きて来たなぁと思うのだが、寄らば大樹の影というか、保険屋同士の力関係云々では、一番強いとか噂される会社の看板やら組織の力というのも、あったのだろうと推察する。お気楽極楽とはこのこと。
ってことで、この件、一緒に謝りに来た上司による全部巻き取りと決定。素敵な速度で、こちらの手出しは全く無し。車の修理代も出るって額が提示された。
良い社会勉強だから、裁判でも良かったのかもしれないが、ダメージの程度はともかく、愚かな担当には十分当たり散らしたし、この長丁場で車屋さんにも十分迷惑かけているので、これにて終了。
長かった。

事故の件決着のこと」への2件のフィードバック

  1. Myarn

    大山崎の山口晃展行ってきた。作品は浦安鉄筋家族臭強し。すずしろ日記は吉田戦車エッセイ系か?…なんか違うな。

  2. Myarn

    いや、小さい人は出てくるし、壮大な幼稚ネタだし、浦鉄臭があるのはゆずれない。

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