越中地下倉庫・日々の記録

日々書いたものをネット上に放出していきます。

音響系のディレクターが、声優志望者の教室に呼ばれていったときの話しを聞く。
生徒のみんなが妙な形で「こう読む」と決め込んだ形の練習するのではなく、オーダーに対応できる様な柔軟さを実現する様な方法を学んで欲しいという話しをしてきたそうだ。
対話になれば相手役との関係性や場の様子から要求されることは変化するので、決め込んだ読みではなく、様子を見極めての変化、ディレクションへの対応ができないと仕事にならない。
ところが、生徒のみんなは声の使い方や細かなテクニックではなく、気持ちを込めるだとか、主に謎の精神論を教えられているそうで、現場で通用するレベルに至り様がない。
スクールが講師のクオリティに責任を持てないなら、それは受講料を払う人々から騙し取っているのと大差ない。

正月の角餅に決着をつける。

読書の迷走感が激しく、タイミングを逃していた、ちくま文庫の精選日本随筆選集『孤独』に手を付ける。素晴らしい密度。編者の宮崎智之の目の確かさということでもあるだろう。
『映像研には手を出すな!』10巻。マンガ自体を久しぶりに読んだが、一瞬、目が読み方を忘れたでは?という感じになって驚く。こちらは安定の強度。かつてはみ出していたし、今なおそうだと思えば、これもまた素晴らしい。